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sola日記
08 /31 2018

先週末、軽井沢にいってきました。

毎年恒例でことしは2回目。



東京でも酷暑がつづいていたこの週末は、いつも東京より10度は低い北軽井沢ですらあついなーと思うほど。




とはいえ、避暑地。
空気はすんでいて、森はさわやか。

あついだけあってお天気はとてもよかったので、浅間山もとってもきれい。(だからといってのぼりはしない)


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森のなかでゆったりすごした週末でした。

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いったときにはいつも思うけど、山ってやっぱりふしぎな力をもってる気がします。



とくに緑がおおくて森のなかだからかな。



気持ちを充電できる気がする。
なくなっていた元気がもどってくる気がする。



そんな場所です。





でも、真っ暗な森のなかにいると同時にすこしこわいと思うこともある。


ふしぎなものもいると思うし、力をくれるものもいれば逆に力をすいとっていくようなこわいものもいると思う。




遠野の山には「やまびと」がいるといいますね。

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『やまびと』(えほん遠野物語)、柳田国男/原作、京極夏彦/文、中川学/絵、汐文社



山にいるやまびと。

人を山へつれさるといわれるやまびと。



しぃんとした空気が流れるような語り口。
光があるけど暗い、しずかだけど強いイラスト。

ひそやかでおそろしい。
からだの奥底をながれていくような遠野物語の絵本。





遠野物語ではないけれど、こちらにも山の「気」や動物がでてきます。

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『涙倉の夢』柏葉幸子/作、青山浩行/絵、講談社



さて、

軽井沢の山は、遠野の山や本にでてくる山とはまたべつものだけど、なにかがいるのはまちがいない。

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山ってふしぎ。

(N)
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かみなりさま

sola日記
08 /29 2018
27日、関東は夕方から夜にかけて激しい雨と雷になりました。

lightning

いなずまが走り、バリバリバリッと雷鳴が響きわたります。

近所で子どもが泣きだしました。うん、わかるわかる。こわいよねえ。

こんな日には雷がこわくなくなる絵本がおすすめです。

だるまちゃんとかみなりちゃん
『だるまちゃんとかみなりちゃん』加古里子 作/福音館書店

せんたくかあちゃん
『せんたくかあちゃん』さとうわきこ 作/福音館書店

くもりのちはれせんたくかあちゃん
『くもりのちはれ せんたくかあちゃん』さとうわきこ 作/福音館書店

へそもち
『へそもち』渡辺茂男 作/赤羽末吉 絵/福音館書店

「かみなりさま」が出てこない絵本もありますね。

かみなりなんてこわくない
『かみなりなんてこわくない』ジェイミー・A・スウェンソン 文/デイヴィッド・ウォーカー 絵/ひがしかずこ 訳/岩崎書店

みなさんは雷の日にどんな本を読みますか? (J)

夏の物語2

sola日記
08 /28 2018
もう8月も末だというのに、猛暑が続いています。
夏はまだ終わっていないようなので、前回に引き続き、わたしの好きな夏の物語をご紹介します。

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『帰命寺横丁の夏』柏葉幸子作/佐竹美保絵/講談社

主人公は小学5年生のカズ。1学期最終日の前の晩、カズは夜中に女の子の幽霊を見ます。
その翌日、学校で古い地図を見たことから、むかし自宅のあたりに、祈れば死んだ人を生き返らせてくれる「帰命寺様」という寺があったことを知ります。
カズは自由研究だと理由をつけて、帰命寺の秘密に迫りますが……。

次第に明らかになる「帰命寺様」の謎、なにやらたくらんでいる町内の年寄りたち、幽霊のような女の子が抱える秘密。
先が知りたくて、どんどん読んでしまうタイプの本です。一方で、考えさせられるところもあります。人を生き返らせることは、果たしてやってもいいものなのか……。

物語のなかで語られるもうひとつの物語「月は左にある」もおもしろい。そして、魅力的な黒猫も登場します。
日本の夏のファンタジー、おすすめです。(YS)

金沢文学の旅をしたい!

sola日記
08 /27 2018

昨年の秋頃、友人とともに金沢文学の旅に行きました。

旅の目的は「泉鏡花記念館」








……なのに、まさかの閉館期間中。


せめて、と思い泉鏡花も通っていたという「暗がり坂」で写真を撮りました。

正確には、写真が得意な友人に撮ってもらいました。

暗がり坂


うん、やっぱり上手だなあ。



あとは、数々の作家を始めとする著名人を輩出した第四高等中学校の記念館、

「石川四高記念文化交流館」を見てきました。

鏡花も四高出身か?
と思いきや、彼は受験に落ちています。

ミッションスクールに通っていたため英語は満点だったものの、
数学ができなかったそうです。なんかすごい親近感。



是非ともリベンジしたいところですが、せっかくなら次回は金沢ゆかりの三大文豪を制覇してから行きたいです。



前回はもちろん泉鏡花。4冊ほど読みました。



泉鏡花


表記がないものはすべて泉鏡花著です。

右上から時計回りに、

『泉鏡花』(ちくま日本文学011)紀田順一郎/解説、ちくま文庫

『鏡花短篇集』川村二郎/編、岩波文庫

『夜叉ヶ池 天守物語』岩波文庫

『水木しげるの泉鏡花伝』水木しげる/作、秋山稔/監修、小学館



そして今は、室生犀星を読んでいます。

と言っても、詩集をときどきパラパラと読んでいるくらいで積ん読状態ですが。

室生犀星詩集


『室生犀星詩集』室生犀星/作、福永武彦/編、新潮文庫


杏っ子


『杏っ子』室生犀星/作、新潮文庫


泉鏡花、室生犀星……


もう一人は徳田秋聲なのですが、まだ手をつけられていません。

まずは手に入れなければ。

金沢、そして広く石川県には他にもたくさんの作家がいます。
四高出身の人も。

そういう意味では、三文豪の他にも心に決めた人がいますが……

ここはやはり、内緒にしておいて、いろいろな可能性を残しておきましょう。

わたし自身、もっと別の作家に出会うかもしれませんし。




しかし、今年は行けそうにない。修士論文、いよいよ焦らねばならない時期です。

やはり秋が美しいです。目標は来年かな。(A)




あたらしいおうち

sola日記
08 /24 2018

なんともお久しぶりのブログになってしまいました。

リスのNaoです。




プライベートがバタバタしてたという言い訳のもと、Solaでもスタッフがふえてブログ更新が頻繁になっていたのをいいことに……しばらくサボっていました。(またこれからちゃんと週1回登場するからゆるしてね。私は基本金曜日にでてきますよ)




さて、

そのバタバタとはなにかというと、お引越しなんですね。


実に15年ぶりくらい、
人生6度目のお引越しをして、

人生ではじめて実家を離れて暮らすことになりました。




最初から新生活に夢なんて一切なく、

・ネコがいない
・ママがいない

これを考えただけでも憂鬱。ほんと憂鬱。
(というか、さみしい)





とはいえ、無事にお引越しもおわりまして。新生活がはじまりまして。

いっぱいいっぱいなこともありますが、はやくもあたらしいおうちでの1ヶ月がすぎました。




私、意外とちゃんとやってるんですよ。



お料理も実家ではしなかったけど(なぜならママがつくったほうがおいしいから)、いまはしっかりやっています。



いざそうなってしまえば、なんとかなるものですね。(みんながあたりまえにやってることようやく……)



やっぱり自分のおうち。

自分の居心地がいいようにできらたらいいなぁと思います。



ハーブなんかかざっちゃったりして。

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(あつすぎて早々にしおれたので、ドライフラワーになりました)



みんなそれぞれ自分のおうちがありますね。

ということで、おうちの絵本を。

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『わたしのいえ』カーソン・エリス/作、木坂涼/訳、偕成社



田舎の家、都会の家、宮殿みたいな家や靴の家、木の家、海の家、月の家……



世界はひろい。

いろんな人のいろんな家。





私のおうちもこれからもっと居心地よくなるかしら。(とりあえず大きい冷蔵庫がほしい)

新生活、たのしみながらがんばっております。





……ただ、ネコがいないのはやっぱりさみしい。ほんとにさみしい。



これについてはまたこんど。



(N)

囲碁

sola日記
08 /15 2018
実家の父は碁を打ちます。新聞を片手に棋譜並べをしている姿をずっと見てきたように思います。でも数年前に病気をしてからは、碁盤に碁石が並んでいるのを見かけなくなりました。

その父がまた打ちはじめたというので、このあいだ帰省したとき手ほどきを受けてきました。小学校の囲碁クラブで指導ボランティアをしていただけあって(?)教え方もていねいです。

じつは以前から興味だけはあったのですが、囲碁ってなんだかむずかしそうだなと敬遠していました。今回挑戦してみようと思ったのは、本作り空Solaの仕事でこの本に出会ったからです。

頭と体のスポーツ

『頭と体のスポーツ』(玉川百科こども博物誌)小原芳明 監修/萩裕美子 編/黒須高嶺 絵/玉川大学出版部


体を使う競技スポーツや自然のなかで楽しむスポーツだけでなく、「スポーツのなかま」として囲碁と将棋が紹介されています。囲碁は9路盤での対局まで学べます。


というわけで碁盤と碁石を買っちゃいました!(碁笥がないのでタッパーで代用)

囲碁セット

次に帰省するまでに少しは打てるようになっているかな?(J)

夏の物語

sola日記
08 /14 2018
相変わらず、暑い日が続いています。

でも、お盆休みになると、そろそろ夏も終わり……という気分になります。
今年の夏は暑くて、正直言って、もう終わってくれてもいいのですが、子どものころは夏が終わってしまうのが、本当に本当に嫌でした。

そんな子どもの頃の夏を思い出す、わたしの好きな夏の物語を紹介します。

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『サマータイム』佐藤多佳子著/新潮文庫

主人公の進は11歳の夏、2つ年上の片腕の少年、広一と知り合います。ジャズピアニストの母親と二人暮らしで、妙に大人びた雰囲気をもつ広一に、進も、進の姉の佳奈も惹かれて、3人はきらきらと輝くような夏を過ごしますが……。ピンクの夾竹桃の花、海の味のゼリー、そしてピアノの音。いつまでも記憶に残る物語です。

この作品をわたしが初めて読んだのは雑誌「MOE」の紙上で、童話大賞受賞作として掲載されていました。とても気に入って、雑誌を処分するときに物語のページだけ切り取ったことを覚えています。
この文庫版には「サマータイム」のほかに「五月の道しるべ」「九月の雨」「ホワイト・ピアノ」の3編も収録されています。どれも「サマータイム」のスピンオフといえるような物語で、合わせて読むのがおすすめ。「五月の道しるべ」と「ホワイト・ピアノ」は佳奈、「九月の雨」は広一の視点からの物語です。(YS)

本作り空Sola STAFF

本作り空Solaのスタッフが交代で更新します。お気に入りの絵本や、「旅」の思い出、日常のヒトコマなどを綴っていきます。どうぞのぞきにきてください。