サーカスの聖地モントリオール

sola日記
04 /23 2018
先日、シルク・ドゥ・ソレイユの公演『キュリオス』を観にいってきました。
20180423114258024.jpeg
シルク・ドゥ・ソレイユの演目は「ヌーヴォー・シルク」(新サーカス)と呼ばれています。動物の曲芸を用いず、軽業やジャグリング、道化や空中ブランコといった人間による演目を中心とするサーカスです。

シルク・ドゥ・ソレイユはフランス語で「太陽のサーカス」を意味しますが、発祥地はフランスではありません。フランス語を公用語とするカナダ第2の都市、ケベック州モントリオールというところです。

ちょうど2年前の4月にモントリオールを訪れたとき、現地に住む友人が公演テントを案内してくれました。そこはモントリオールの街の起源といわれる旧市街で、港の一角の広大なスペースに大小さまざまなテントが設営されているのが外から見えました。
201804231144014c8.jpeg

モントリオールは、シルク・ドゥ・ソレイユの他にも多数のサーカス学校があるサーカスの聖地なのだそうです。
あちこちで野生のリスが駆け回るのどかなこの街がそんな熱気溢れる一面を持っているとは……と、とても意外に思ったのを覚えています。

一度訪れたきりであっという間に2年が経ってしまったカナダ・モントリオールですが、私にとってはとても思い出深い場所となっています。また折にふれ思い出したことをぽつぽつと書いていきたいと思います。(Y)
スポンサーサイト

新しいスタッフ紹介!

sola日記
04 /21 2018
4月より本作り空Solaに、新しいスタッフが加わりました!
恒例の動物キャラクターで紹介させていただきます。

ウサギ Yoshiko.S(YS)
本を読むのがなにより好き。翻訳もします。ときどき美術展にいくこと、バレエをみることが楽しみです。
うさぎ
©Sachiko Fujimoto



キツネ Ayari(A)
文学、美術、演劇、音楽など芸術全般が好き。フランス語とドイツ語は日々修行中。つくる人になりたい。
きつね
©Sachiko Fujimoto



新しい季節、本作り空Solaがますますにぎやかになります。
みなさま、どうぞよろしくお願いします!
(SF)

4月から初夏へ

sola日記
04 /21 2018
月一のスタッフSFです。
4月から季節先取り感満載の日々ですね。

私は普段、某教育系の会社で働いています。私事で恐縮ですが、年末に自身の妊娠が分かり、諸々の手続きを経て、昨日産休のため勤務最終日を迎えました。この4月は、引き継ぎなどでドタバタでしたが、なんとか終えることができました。出産は初夏の予定です。

私の場合、現在に至るまでコンディションや体型があまり変わらず、周りに気づかれないまま8ヶ月に入り、産休前に周知がやっとできたという状態でした。妊婦としての生活と会社員としての両立はなかなか難しかったな……とふり返ります。
満員電車で出社し、ついつい残業してしまったり。会社員モードのまま無理して過ごしてしまうことが多々ありました。
これで良かったのか? と思うこともありますが、それだけ元気に過ごせていたということに今は感謝したいと思います。
そして、今は周りに知らせることで、助けてくれる人が沢山いることに気がつきつつあります。
出産までのこれから一ヶ月ちょっとで遅れを取り戻しつつ、良い時間を過ごしたいと思います。

ちなみにこちら、本作り空Solaも本日が産休前の勤務最終日! ということでブログもしばらくお休みさせていただくこととなります。
引き継ぎをお任せするM君に来てもらいながら作業中です。頼もしい助っ人なので、とても安心。
今宵は、空Solaスタッフの皆さんとの食事会もあり、楽しみです^_^!
それでは、また復帰後に。

Scan 5

顔探し

sola日記
04 /17 2018
先週、『がっこうだってどきどきしてる』を紹介したとき、建物の顔の話で思い出した絵本があります。

町を散歩しながらいろいろな「顔探し」をする絵本。表紙の押しボタン箱がいい表情(?)をしています。

まちにはいろんなかおがいて
『まちにはいろんなかおがいて』佐々木マキ 文・写真/福音館書店

つぎの絵本も「顔探し」。雨でぬれた道路、日かげ、雲、木や花……顔に見えるものってたくさんあるんですね。

ふしぎなまちのかおさがし
『ふしぎなまちのかおさがし』阪東勲 写真・文/岩崎書店

最後は冬芽。みごとにみんなちがう顔をしています。顔に見える部分は葉が落ちた跡で、顔の上のふくらみが冬芽なのだそうです。

ふゆめがっしょうだん
『ふゆめがっしょうだん』冨成忠夫、茂木透 写真/長新太 文/福音館書店

そういえば子どものころ、天井の木目や壁の模様が顔や魔女に見えたなあ。(J)

天動説

sola日記
04 /16 2018

「宇宙の本がよみたい」



……と、スイスのおねえちゃんから連絡がありました。



去年うまれたおいっこもいることだし、
おねえちゃんはかたい読みものはあまり読まないので絵本もまぜて何冊か送りました。



そのうちの1冊がこちら。

20180416070828e5b.jpeg

『天動説の絵本 てんがうごいていたころのはなし』安野光雅、福音館書店


地球がまわっているのではなく、地球を中心に天がまわっていたと考えられていた時代のお話。


時代にあわせて、絵本自体も中世ヨーロッパ風。

ほんとうに古い本のように、紙がところどころ茶色くなっていたり、しわがつくられていたり。



中世然とした雰囲気に安野光雅さんの絵がとてもあっていて、文章も絵も、内容から本のつくりまですべてがひとつの物語になっているような。




"宇宙の本"ときいたときに、すぐに思いうかんだお気に入りの絵本です。






ちいさなおいっこもそのうち読んでくれるといいなぁ。







まださむい日もありますが、だんだんあたたかくなってきましたね。


これからの季節、夜星をみに出かけるなんてこともたのしくなってくるかも。






私はむかしから星や星座をぜんぜんみつけられなくて……


すぐにわかるのは天の川とオリオン座くらい。
(たぶんだれでもわかる)



星座早見盤とかをつかってもいまいちわからないんです。

方向音痴も関係してるのかしら。





がんばってるんだけどなぁ。


星はすきなのになぁ。



(N)

がっこうだってどきどきしてる

sola日記
04 /10 2018
先週は、はじめて学校へ行く子どもたちの絵本を紹介しました。きょう紹介するのは、はじめて子どもたちを受け入れる「学校」が主人公の絵本です。

がっこうだってどきどきしてる
『がっこうだってどきどきしてる』アダム・レックス 文/クリスチャン・ロビンソン 絵/なかがわちひろ 訳/WAVE出版

原題は "School's First Day of School" 。そうなんです。この絵本、学校にとってのはじめての学校の日を描いています。

生まれたばかりの学校は、学校がどんなところか知りません。そうじに来てくれた用務員にいろいろ教えてもらっても心配になるばかり。いよいよ新学期がはじまって、子どもたちがぞくぞくとやってきました。学校はどきどきしながら子どもたちを観察します。

翻訳をなさったなかがわちひろさんが、この本のことを書いていらっしゃいます。

なんとなく『ちいさいおうち』を思いだしました。「がっこう」と「ちいさいおうち」の顔、どこか似ていませんか?(J)

ちいさいおうち
『ちいさいおうち』ばーじにあ・りー・ばーとん 文・絵/いしいももこ 訳/岩波書店

かこさとしさんと川崎市

sola日記
04 /09 2018
暖かくなったり寒くなったりを繰り返しつつ、気候のよい日が続いています。
夫の会社の社宅がある神奈川県川崎市に引っ越してきて1年が経ちました。生活に慣れてきたところでちょうど春を迎えたので、最近よく周辺を散策するようになりました。

先日は、隣駅の公園まで散歩に行きました。その公園がある古市場という場所は、かつては臨港地帯の工場で働く労働者の街でした。この地は、戦後まもなくしてセツルメント(学生たちが中心となって行うボランティアのような活動)の中心地となりました。

川崎セツルメントといえば、児童文学者のかこさとしさんが活動され、子どもたちとの出会いから多くの作品を生み出されたことで有名です。川崎市民になった1年前から、「川崎といえばかこさとしさんの……」などと頭をよぎることがありましたが、川崎市も広いので、きっとどこか離れた場所だろうと何となく思っていました。

ところが散策するうちに、近所に「川崎セツルメント」の名のついた診療所を発見し、書店には「かこさとしコーナー」が常設してあったりして、この地域がまさに活動の中心地であったことを知りました。
なんというご縁……!という驚きと感動を、社宅で誰とも共有できないのが残念です。。

現在の古市場は、多摩川の河川敷に隣接していることもあり緑豊かでとても静かなところです。
これからの季節にいっぱい訪れて散策を楽しみたいと思っています。

201804091352309b0.jpeg
古市場の公園にて。もうなんだか初夏のような花が咲いていました。(Y)

見えないお友だち

sola日記
04 /06 2018

新学期ですね。

道すがら、お母さんお父さんといっしょにあるく制服姿の子をちょこちょこみかけました。

今日入学式の学校がおおいのかしら。




こないだJさんのブログでも、はじめて学校をテーマに、ぬいぐるみや見えないお友だちがでてくる絵本が紹介されていました。



見えないお友だち、想像のお友だち、イマジナリーフレンド……こどもがつくりだした自分だけの友だちは、絵本や読みものにもたくさんでてきますよね。




私のお気に入りはこちら。


『ぼくが消えないうちに』A・F・ハロルド/作、エミリー・グラヴェット/絵、こだまともこ/訳、ポプラ社


この本、じつは「見えないお友だち」のほうが主人公。


想像力豊かなアマンダとアマンダのつくりだしたラジャー。ふたりは大の親友ですが、アマンダにわすれられるとラジャーは消えてしまいます。

そんなある日、アマンダがとつぜんいなくなってしまいました。

消えないうちににだいじな友だちをさがしにいく……見えないラジャーの風変わりな冒険譚。




いつかは消えてしまうかもしれない見えないお友だち。

おめでたすぎないハッピーエンドが、心にのこります。




そして、挿絵がまたとてもお話にあっていて。

私のだいすきな画家エミリー・グラヴェットさんがはじめて挿絵を担当した本でもあるのです。

たのしい場面もこわい場面も、文と絵の相乗効果はバツグン。







さて、

見えないお友だちの話ですが……

じつは私にもいたんですよ。





私に、というか私とおねえちゃんに。
おんなじお友だちが。



お友だちといっても、特定のだれかってわけじゃなくて、"おばけちゃん"っていうちいさなおばけの一族。

たくさんいるので、私のおばけちゃんとおねえちゃんのおばけちゃんは別人です。(人じゃないか)


いつしか私のそばからはいなくなったけど、その存在はずっとおぼえてるんですよね。




ということは、まだいるのかしら。




弟にこないだきいたら、彼は全然おぼえていませんでした。いっしょに遊んだような気がするんだけど。






私は、ずっとわすれないでいたいなぁ。






手のりサイズのおばけちゃん。


(N)

はじめての学校

sola日記
04 /03 2018
4月。入学の季節ということで、はじめて学校へ行く新入生のための絵本を探してみたのですが、あんまりたくさんあってびっくりしました。

きょうはそのなかから、はじめての学校にちょっぴり不安を感じている主人公たちが、ぬいぐるみやおもちゃや見えない友だちに自分を投影する絵本を紹介します。

『あした、がっこうへいくんだよ』の男の子は、学校へ行く前の晩、なかなか寝つけないでいるぬいぐるみのウイリーが安心できるように、いろいろ話しかけたり世話をしたりします。

あしたがっこうへいくんだよ
『あした、がっこうへいくんだよ』ミルドレッド・カントロウィッツ 文/ナンシー・ウィンスロー・パーカー 絵/せた ていじ 訳/評論社

『ちびうさがっこうへ!』のちびうさは、おもちゃのチャーリー・ホースをつれて学校へ行きます。ところがチャーリー・ホースは学校でいろいろいたずらをしてしまいます。

ちびうさがっこうへ
『ちびうさがっこうへ!』ハリー・ホース 作/千葉 茂樹 訳/光村教育図書

『ぜったいがっこうにはいかないからね』のローラは、見えない友だちのソレン・ロレンセンが学校へ行くのを心ぼそがっているとうったえます。

ぜったいがっこうにはいかないからね
『ぜったいがっこうにはいかないからね』ローレン・チャイルド 作/木坂 涼 訳/フレーベル館

小学校に入学したのが大むかしすぎて、どんな気持ちだったか思い出せないわたしがいうのもなんですが、3冊ともおすすめです。(J)

水まんじゅう作り

sola日記
04 /01 2018
造形教室の生徒が旅行のお土産で「手作り水まんじゅうキット」を持ってきてくれたので、みんなで作ってみました。



水まんじゅうは本来葛粉などで作りますが、このキットの主材料は寒天でした。長野県のお土産で、多様な寒天製品で有名なメーカー「かんてんぱぱ」のものだそうです。
寒天は中国から伝わったところてんを乾燥させて生まれた日本の食べ物で、寒さが厳しく空気が乾燥する諏訪地方で農家の副業として発展してきた経緯があるそうです。

粉末の寒天を溶かして液体にしたあと、寒天→あんこ→寒天の順で付属の型に入れて冷やすだけで、とっても美味しいプルプルの水まんじゅうができました。
寒天ゼリーの長所は、一度固まったら溶けないことです。そのため、遠足や運動会など、屋外で長時間持ち歩くお弁当のデザートにはぴったりなのだそうです。

造形のクラスはいつも楽しいですが、自分の内面を表現するのは勇気が要る作業なので、子どもたちはアイディアが浮かんで軌道にのるまで苦しい時間を過ごすこともあります。たまにこうした息抜きで、子どもたちが楽しそうにしているのを見ると、こちらも嬉しくなります。
昨日からついに4月を迎えましたが、みな元気に新学期を過ごしてほしいと思います。(Y)

本作り空Sola STAFF

本作り空Solaの3人のスタッフが毎週1回ずつ(WEB担当のSFは毎月1回)交代で更新します。お気に入りの絵本や、「旅」の思い出、日常のヒトコマなどを綴っていきます。
どうぞのぞきにきてください。