武蔵野の春

sola日記
03 /31 2018
月1のSFです。
埼玉出身の私は、本作り空Solaのある、新座市に来ると武蔵野の風景を思い出して気持ちがほっこりします。

特に春からのこの季節!

image2.jpeg

image1.jpeg
バス停「団地センター」近く


ケヤキの芽吹きが始まり、コナラ、クヌギ。雑木林の萌黄色がうつくしい。

私が住んでいた与野市、浦和市の少し昔の風景に似ています。
今は、さいたま市として政令指定都市になり、帰るたびに近くの林や神社、竹林の風景が少なくなっていくような。
整備されて管理された土地になっていくのは安全安心につながるので、子育て世代にはよいのかもしれませんね。

そう思いつつも、80年代、90年代には残っていた、ドラえもんの土管がある空き地みたいな「名付けようのない場所」や野原、用水路のドジョウ、田んぼの畔でセリ摘みを懐かしく思い出してしまう春。
Solaの周りは原風景を感じさせてくれる、そんな場所です。

(SF)
スポンサーサイト

たまごのカラの

sola日記
03 /30 2018

今週の日曜日はイースターですね。



日本人には馴染みがうすいイースターですが、「春分の日の後の最初の満月から数えて最初の日曜日」がそう。


2018年は、4月1日。




1年前、このスタッフブログがはじまったばかりのころもいまの時期でした。

イースターの時期ですねってことで記事をかきました。





ということで、ふたたびたまごに関連して。




たまごといっても、カラですが。



『イギリスとアイルランドの昔話』石井桃子/編・訳、J・D・バトン/画、福音館書店


今年は、絵本じゃなくて読みもの。


アイルランドの昔話としてこのなかに入っている「たまごのカラの酒つくり」というお話。


妖精が、人間の子を連れ去ってかわりに妖精の子をおいていく〈チェンジリング〉いわゆる〈妖精の取り替え子〉のお話です。



末っ子が取り替えられてしまったサリバンのおかみさんは、自分の子をとりかえすために近所のおばあさんに知恵を借り、たまごのカラで酒をつくります。






実はこの『イギリスとアイルランドの昔話』は、ちいさいころからママがよく読んでくれてた本。


そのなかでも「これがいい!」って私が何回もおねだりするお話のひとつがこれでした。



取り替え子の妖精とサリバンのおかみさんのやりとりには、静かながらも緊迫した雰囲気がただよっていて、きいている私たちもぴんと張った糸のうえにいるような、そんな感覚をよくおぼえています。


どちらかというとすこしこわいお話なのに、ちいさい私はなにがそんなに気に入ったのか。




妖精がすき。
(それも、ただのかわいらしい妖精じゃない)

すこしこわい話がすき。
(お化け屋敷とかホラー映画は大の苦手のくせに)




ちいさいころから好みはかわらないようで。



この本は、いまでも私のトップ10に入るくらいのお気に入り。


2,3年前に改めて読み返したら、まるでおぼえてないものもありました。
(たぶんお気に入り以外、耳に入ってこなかったんでしょうね)


すきなお話はまだまだあるので、それもまたの機会に。





さて、

日曜日になったら、久しぶりにたまご探しでもやってみようかしら。






それか、たまごのカラの酒つくりとか。


(N)

現場よりレポート

sola日記
03 /27 2018
あ、見えてきました。

ゴリラ1

あれは、もしや……

ゴリラ2

ゴ、ゴリラです!

ゴリラ3

街なかに巨大なゴリラがあらわれました。

ゴリラ4

時計がまがっています。

ゴリラ5

おや、名前があるようです。ビッグジョーくんというんですね。

ゴリラ6

ゴリラ公園からのレポートでした。(J)

ゴリラ7

ちっちゃいさん

sola日記
03 /23 2018

年齢が年齢なだけに、

ここ数年、私のまわりでは結婚・出産などのうれしい知らせがつづいています。



そして仕事が仕事なだけに、

あかちゃんが生まれた友人に会いにいくときには、たいていなにか手土産に絵本を1冊つけることがおおいです。




あかちゃんに会いにいく時期だったり、友人の雰囲気や人がらだったりで、もってく絵本はいろいろなんですが……



いちばん最近プレゼントしたのは、こちら。


『ちっちゃいさん』イソール/作、宇野和美/訳、講談社


ある日、やってきた「ちっちゃいさん」。

ちっちゃいさんのからだはべんりにできていて、顔のよこにかたつむりみたいな高機能の音声レーダーがついていたり、明るさに反応してまよなかにアラームをならしたり。


ユーモア満載のあかちゃんの取扱説明書とでもいったらいいかな。


家族のもとにやってきたあたらしい命を、とてもユニークな視点で描いています。



よみおわったあと、ほぅとため息をひとつついて絵本ごと抱きしめたくなるような。

ちっちゃいさんへの愛情がつめこまれたそんな絵本。






さて、去年うちにやってきたちっちゃいさんはどうしているかしら。




スイスから送られてくるちっちゃいさん通信で、家族はみんなたちまち笑顔になるのです。





かわいいなぁもう。
(ただの身内バカ)



(N)

クマと神話と父と

sola日記
03 /20 2018
ピョンチャンパラリンピック、もりあがりましたね。公式マスコットの「バンダビ」も開会式から閉会式まで大活躍でした。オリンピックのマスコット「スホラン」は白虎でしたが、バンダビはツキノワグです。

クマは古朝鮮の建国神話に登場することから、韓国では神聖なものとみなされているそうです。その檀君(タングン、だんくん)神話を紹介した絵本がこちら。

檀君
『檀君 朝鮮半島の建国神話』キム・セシル 文/チェ・スッキ 絵/かみやにじ 訳/少年写真新聞社

檀君は、地上におりてきた神と人間になったクマとのあいだに生まれた子で、朝鮮半島全土の始祖王になったとされています。

始祖といえば、先月、「近代オリンピックの父」クーベルタンについてYさんが記事を書いていますが、「パラリンピックの父」はルートヴィヒ・グットマンという神経学者です。リハビリテーションにスポーツを積極的に取り入れ、病院内で競技大会をはじめたのがパラリンピックの起源だといいます。そのグッドマンに師事した日本人医師、中村裕は1964年の東京パラリンピックの立役者。「日本パラリンピックの父」と呼ばれています。あ、クマじゃなくて父の話になってしまった。(J)

桜の開花の前に

sola日記
03 /20 2018
少し前になりますが、はじめて偕楽園を訪れました。

180321_1-2.jpg

180321_2-2.jpg

桜にくらべて木が小ぶりで、人の目線の高さの枝にも花が咲いています。
あたり一面梅の花に囲まれ、本当に別世界に迷い込んだような感覚に陥りました。

180321_3-2.jpg

花が密集していないので満開でもどこか控えめな雰囲気があって、これが桜とまた違う魅力であるように思いました。


東京でもついに桜の開花が宣言されました。
春は雨も多いですが、負けずに花を咲かせていってほしいと思います。(Y)

リスと……

sola日記
03 /16 2018


リスにちなんだ絵本紹介(2回目)です。


1回目は、ワイルドスミスの『リスのはなし』を紹介しました。



今回は、大好きなこちらのシリーズを。


『リスとお月さま』ゼバスティアン・メッシェンモーザー/作、松永美穂/訳、コンセル


『リスとはじめての雪』ゼバスティアン・メッシェンモーザー/作、松永美穂/訳、コンセル


『リスとはるの森』ゼバスティアン・メッシェンモーザー/作、松永美穂/訳、コンセル


『リスと青い星からのおきゃくさん』ゼバスティアン・メッシェンモーザー/作、松永美穂/訳、コンセル



リスと森の動物たちが、はじめてみたものやみたことないものに、なんだろうなんだろうと考えをめぐらします。


クマの頭にいるこの青い生きものはなしかしら。雪ってみたことないけど、どんなかしら。


想像力が豊かでちょっとずれてる動物たちのおかしなお話。

シンプルな線画に色がのったしっとりとした絵がまたユーモアたっぷりの動物の会話に妙にあっていて。



クスッと笑えるドイツの絵本。





ところで……

うちの近所には井の頭自然文化園という動物園があって、「リスの小径」というちょっとした建物のなかでたくさんのリスが放し飼いされているんですね。


私のちいさいころからのお気に入りの場所です。


そして、この「リスの小径」にはちょっとおもしろいエピソードがありました。



どういうお話かというと……


数年前のある台風の日、「リスの小径」のとびらがひらいてしまってなかのリスたちが逃げだしてしまいました。

逃げだしたリスたちは、後日ちゃんと見つかり、無事にもどってきたのとのこと。



が、しかし。


もどってきたリスの数をかぞえてみると、なんと逃げだしたリスの数より多かった!





動物園のおとなりは、木々のしげる井の頭恩賜公園。

野生でくらしてたリスもたくさんいたのかもしれませんね。



台風よりもまえに「リスの小径」から逃げだしてたリスだったりして。




リスって、すばっしっこいもんね。


(N)

風の電話とタイムレター

sola日記
03 /13 2018
3月11日に読んだ絵本を2冊。

1冊目は『かぜのでんわ』。会えなくなった人に想いを伝えたいという人のために岩手県大槌町の佐々木格さんが設置した「風の電話」をもとにしたお話です。

かぜのでんわ
『かぜのでんわ』いもとようこ 作・絵/金の星社

もう1冊は『かあさんのこもりうた』。東日本大震災で亡くなったお母さんから3人の子どもたちに届いた「未来へつなぐタイムレター」から生まれた絵本です。(J)

かあさんのこもりうた
『かあさんのこもりうた』こんのひとみ 作/いもとようこ 絵/金の星社

空をみあげてなにをおもう

sola日記
03 /09 2018

たまに、

空を見あげているネコがいますね。


彼らはなにをおもっているのかしら。



「お日さまきもちいいにゃあ」
「あしたは晴れるかにゃあ」
「マグロ……たべたいにゃあ」
「ぼくは……カニカマがいいにゃあ」
「またたび酔いざましだにゃあ」



ネコそれぞれだと思います。



空をみあげて、
星をみているネコもいるかもしれません。

星をみているネコは、
もしかしたらこんなネコたちかもしれません。


『きみの町に星をみているねこはいないかい』、えびなみつる、架空社



ぼくと博士が星のかんさつをしていると、なにやらおおきな音が。

どうやらなにかが墜落したようで、さっそくむかってみるとそこには……?





うちにも星をみているネコはいるかしら。

お、夜のベランダに……これはもしや……?



いや、これはきっと


「はやくスルメくれにゃあ」




(N)

センス・オブ・ワンダー

sola日記
03 /06 2018
先日、小学校で『あかちゃんてね』を読みました。

あかちゃんてね
『あかちゃんてね』星川ひろ子、星川治雄 著/小学館

こういう科学系の絵本や物語を読むと、「センス・オブ・ワンダー」ということばを思いだします。

そういえば、この日、絵本読み仲間が紹介してくれた本も「センス・オブ・ワンダー」が刺激される本でした。

重力って……
『重力って……』ジェイソン・チン 作/竹内薫 訳/偕成社

先週、Nさんが紹介した『はなをくんくん』もそういう絵本ですね。

20180301071923481.jpeg
『はなをくんくん』(ルース・クラウス 文/マーク・シーモント 絵/きじまはじめ 訳/福音館書店)

あと、最近読んだこの本も。

わたしたちのたねまき
『わたしたちのたねまき』キャスリン・O・ガルブレイス 作/ウェンディ・アンダスン・ハルパリン 絵/梨木香歩 訳/のら書店

というわけで、久しぶりに読み返しました。(J)

センス・オブ・ワンダー
『センス・オブ・ワンダー』レイチェル・カーソン 著/上遠恵子 訳/新潮社

本作り空Sola STAFF

本作り空Solaのスタッフが交代で更新します。お気に入りの絵本や、「旅」の思い出、日常のヒトコマなどを綴っていきます。どうぞのぞきにきてください。