ネコと少年

sola日記
03 /27 2017
ほんもののネコがすきなひとは、

本のなかのネコもすきなようで、



ネコやしき(実はうちはネコやしき)にあそびにきた少年は、ほんもののネコを愛でながら、馬場のぼるさんの「11ぴきのねこ」シリーズを読んでいました。


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右手にネコ、左手に絵本。

もうすぐ中学生の彼は、これでもかというくらいの満面の笑み。
至福のひとときだったようで、まわりのおとなもつられて顔がほころぶ。


『11ぴきのねこ』
『11ぴきのねこ』馬場のぼる、こぐま社



本がすき。

ネコがすき。



そういうひとって多い気がする。
私のまわりだけかしら。



ネコに限らず、やっぱりすきなものが本にでてるとうれしいものですよね。おとなもこどもも。

本のなかの食べものは無性に食べてみたくなったりするし、
変わったお酒なんかがでてくると飲んでみたくなったりして。
(絵本にお酒はでてこないか)



さて、ほんもののネコは本のなかのネコのことなんて知ったこっちゃありませんが、自分が本のあいだにはいることはあるようです。


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もとあった本をおしのけてまで、入りたかったのね。


どこかに本を読むネコはいないかな。(N)
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冬におかえり

sola日記
03 /27 2017
またさむい日がつづいていて、
春が忘れられて冬がかえってきたみたいですね。


きのうの帰り道、とっても冷たい風にふかれて、クライドルフの『ふゆのはなし』を思いだしました。


『ふゆのはなし』2_convert_20170327093624
『ふゆのはなし』エルンスト・クライドルフ/文・絵、おおつかゆうぞう/訳、福音館書店


3人のこびとが雪のなか、親戚の7人のこびとと白雪姫をたずねにいくというお話。物語自体は長めで心揺さぶられるようなものではないけれど、その淡々とした”ふゆのはなし”に添えられた絵が、雪のなかのこびとの世界をとても魅力的に描きだしていて、この絵本のなかに入っていけたらなぁと思うのです。


スイスの絵本作家エルンスト・クライドルフは、ちいさくて不思議な独特の世界観をつくりあげるひと。やわらかな花や虫、妖精やこびとがたくさんの神秘的な世界。


ちっちゃいころ、私がいちばん最初にすきになって、それからずっといちばんすきでありつづけている絵本。



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さむいけど、冬はすきなんですよ。(N)


けもの道

sola日記
03 /22 2017
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古い知り合いのノラネコから、めずらしい写真と便りが届いた。

上の写真は全体像、下はその奥で藪のなかに道が入りこんでいる。
小銭入れ(幅約10センチ)とクルミから道幅の検討がつく。

けもの道は、この時期いちばんよくわかるそうだ。
なぜかというと……
1 藪の木々は葉っぱを落としているので道を発見しやすい。
2 けものが同じ道を行き来するため、春になって道の部分だけ
草の芽吹きが悪い。
3 けもの道の両側は草が順調に芽吹き茂り始めるから、けものの踏み跡がくっきり判別できる。

この道を利用するけものは、藪に入りこむ茂みの大きさから、
われわれよりひと回り小さい動物、イタチが最有力候補。
 
ふむふむなるほど。
宮崎駿監督作品のアニメ—ション映画『となりのトトロ』を思い出した。
メイが小さいトトロを追って茂みのなかに入ってみると、茂みのなかはトンネル状になっている。
(実際には茂みのなかは下草がなく比較的見通しがきくので、トンネルではなく面で広がる感じのようだ)

ちなみに小銭入れはノラネコの宝物とのこと。(S)

菜種梅雨

sola日記
03 /19 2017
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菜種梅雨どきだけれど、いっこうに雨が降らない今年の3月、一面の黄色が目に飛びこんできた。近づくと全体がブゥーンとうなっていた。菜種梅雨はないけれど、菜種は花をつけ、朝から陽のあたるところは満開。林の陰になって昼近くにならないと陽がささないところの菜種は、つぼみをふくらませて開花どきを見はかっているようだ。たくさんの蜜蜂が集まって、ところかまわず蜜を集め、低い羽音を響かせて「ぶぅーん春がきたぞ、ぶぅーんあったかいぞ」と知らせているみたい。(S)

辛夷(コブシ)のつぼみ

sola日記
03 /19 2017
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陽がさせば暖かいけれど、雲に隠れるとまだ寒い曇りがちの3月初め、そこかしこで春が見つかる。
家々の庭木には赤い花つぼみの沈丁花、満天星も小さな赤い新芽のつぼみを、透けた枝先にふくらませている。
河原の土手にいくと土筆はまだだが、野蒜が緑の細い髭をのばし、猫柳の芽はあったかそうな毛むくじゃらの子猫。
街路樹に目を移すと辛夷のもふもふ感いっぱいの花つぼみ。あと数週間もすればみんなで春爛漫だ。(S)

本作り空Sola STAFF

本作り空Solaも今年で13回目の春を迎えます。
新しいスタッフとともに「Solaスタッフブログ」を始めてみることにしました。
四季の移り変わり、本や子どもをめぐる雑感などをゆっくりしたペースで綴っていこうと思います。気が向いたらのぞきにきてください。