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鉱物標本と不思議で美しい石の図鑑

sola日記
06 /18 2023
こんにちは。スタッフのAYです。

突然ですが、みなさんは子どものころから好きなものってありますか?

私は石が好きです。
川で白い縞模様が入った赤い石を拾ってから、石ってきれいだなぁ!と思い、道端で見つけたお気に入りの石ころと木の実をポケットにつめて帰ってくるような子どもでした。
(実はこの歳になっても旅先に川や海があると石拾いしてしまう……)

大人になって、ある程度自由に使えるオカネが手に入った今では、年に数回ある日本と海外の鉱物標本が買えるミネラルフェア・ミネラルショーというイベントに行きます。
ミネラルショーは、化石や、数百円で買えるようなもの、金額にビビッて触れる勇気すら出てこないものまでありますが、見ているだけでも面白く、ついつい会場を何周もしてしまうほどです。

そんな私の鉱物標本の一部を見てください。

はい、どーん!
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水晶、魚眼石、フローライト、方解石、などなど。
同じ石でも産地が違うと形や色が違うんです。そういうところに石集めの魅力があります。
ひとつひとつ名前を書いていくと日が暮れてしまいますので省略しますが、写真をよーく見ておいてください。

ここで、鉱物標本の世界をおうちでも楽しめる本をご紹介します。
『不思議で美しい石の図鑑』山田英春著 創元社
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この本は私が好きな瑪瑙の写真が多く、自然にできたものなのに絵の具で描いた風景画のような美しい模様の石もあって、見ていてとても楽しいです。

さて、私の鉱物標本のなかに、本の表紙に載っているものと同じような模様の石があるのに気づいたでしょうか?
そうなんです、色や形は違えど、同じ種類の石なんです。
世界には、驚くほど不思議で美しい石がたくさんあります。
今回、鉱物標本なんて集めている人がいるんだ〜、と興味をもってくれた方は、ぜひこの本を手にとってみてください。


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海の生きものたち

sola日記
05 /02 2023
こんにちは、Eです。
あまりSNSで発信をすることがないので、ドキドキしています。

Solaのスタッフは担当アニマルを自分で決め、ブログで紹介してもらえるのですが、
「なにがいい?」と聞かれ、わたしは迷わず「えびで!」と答えました。

海の生きものが好きなんです。

休日は水族館に足しげくかよっています。
そしてこの前、ついにすみだ水族館の年間パスポートを手に入れました!

平日にふらっと寄っては大水槽の前の椅子に座り、魚たちが海で泳ぐ姿を妄想したり、ただただ尾ビレの揺れる様を見つめたり……、とのんびり過ごしています。

すみだ水族館ではペンギンについて、一人ずつ(一ペンギンずつ?)の特徴を詳しく説明しているので、いつか見分けられるように修行に励んでいます。
それぞれ仲良しなグループがあったり、飼育員さんにいつもべったりな子がいたりと、見分けられるようになるとますます楽しい推し活ができます!

ただ、担当アニマルにえびを選んでおきながら、特に好きなのは実はマンタです。
大きな胸ビレをゆったりと動かし、水槽の中を悠々と泳ぐ姿はまるで空を飛んでいるようで、
生まれ変わったらマンタになりたいとずっと言い続けています。

沖縄美ら海水族館にいるナンヨウマンタは天井が水槽になっているので、マンタが泳ぐ姿を下から仰ぎ見ることができます!
また、東京ではマクセルアクアパーク品川でも飼育されています。
ここでもマンタはトンネル型の水槽の中で泳いでいるので、悠々と泳ぐ姿を下からも横からも見ることができますよ。


そしてもう1人(魚)の推し、その名も「ブラックゴースト」!
ぜひその姿を調べて見てみてください。

真っ黒な体でヒレがひらひらと揺れ、まさにおばけのよう。
「ブラックゴースト」と名前をつけた人にお礼を言いたいですね。

この子を見るたびに、ハロウィンの日にシーツをかぶってお化けの格好をしている子どものようだなあとほっこりしています。
ブラックゴーストはいろいろな水族館で展示されているので、ぜひ見てみてください!


今日はそうした海の生きものにまつわる少し変わった図鑑を紹介しますね。

『海のミクロ生物図鑑』西田百代著・写真、井田齊監修、仮説社

海のミクロ生物図鑑


これは海の生きもの、といってもちりめんモンスターを紹介している図鑑です。
ちりめんモンスターってご存知ですか?
スーパーなどに売っているチリメンジャコにたま~に入っている、ジャコ以外のあの小さな生きもののことです。
あの小さな生きものって見つけるとちょっとラッキーな気持ちになりますよね。
一緒に網にかかってしまったんだなあ、と思ったり。

この図鑑はその「紛れてしまった子」たちを紹介しています。
これを読んだ時は思わずスーパーでチリメンジャコを買う日々が続き、しばらくご飯のお供には困りませんでした。

図鑑で読んだ世界が手元に広がっていくあの感覚はいくつになっても楽しいですね。

プエルトリコの「コキ」

sola日記
02 /16 2023
こんにちは。スタッフのAHです。はじめてブログに投稿します。

いまから20年ほどまえ、夫の転勤により、カリブ海に浮かぶ米国の自治領プエルトリコで約3年間暮らしました。
そのときに出会ったプエルトリコが舞台の絵本をご紹介します。
タイトルは "Everywhere coquis!"/"En dondequiera coquies!"『どこでもコキ!』(Nancy Hooper文/Raymond Betancourt絵/Omni Arts, Inc.)。

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かつてはスペイン領だったプエルトリコは、英語とスペイン語の両方が公用語で、この絵本は片側からは英語、ひっくり返して反対側からはスペイン語で読めるバイリンガル絵本です。
表紙に大きく描かれているのがプエルリコに広く生息しているカエル「コキ」で、その名前は「コ・キー」と鳴くオスの声に由来しています。
初めて鳴いているのを聞いたときには、そのよく通る高い声に、これがほんとうにカエルの鳴き声!?とびっくりしました。夜間や雨上がりにしょっちゅう大合唱を耳にしましたが、体の大きさは人間の指先ほどしかなく、木の上や茂みにかくれているため、姿を見たのはほんの数回だけでした。
鳴き声のほかにも、卵からかえるとオタマジャクシではなくすでにカエルの形をしていることや、水かきがないことなどをあとから知り、さらに驚かされました。

絵本では、夜の熱帯雨林でコキたちがにぎやかに鳴いていたところ、オウムたちが目を覚まし、睡眠を邪魔した犯人を探しはじめたため、コキたちはあわてて逃げだします。おとずれた村や町で住人に歓迎されますが、絵本そのままに、コキはプエルトリコの人たちにとても愛されていて、シンボルともいえる存在になっています。

いまも時折絵本を開いては、プエルトリコやコキのことをなつかしく思いだしています。コキの鳴き声を聞いてみたくなったかたは、以下の観光局作成の動画でぜひどうぞ!

Sounds Like the Puerto Rican Coqui (YouTube内、Discover Puerto Ricoのチャンネル)
https://www.youtube.com/watch?v=E6KzvYVIK40

新スタッフ ナマケモノさん

sola日記
04 /23 2022
新スタッフをご紹介します。
Yukiko.M(YM)さん、担当アニマルは「ナマケモノ」です!

*自己紹介:ナマケモノ Yukiko.M(YM)
マイペース。ナマケモノは他人とは思えない。
好きなことは、旅行、絵や工芸品の鑑賞、クラシック音楽、野球観戦。
翻訳家を目指して勉強中。

neko
(イラスト:AYさん)

よろしくお願いします。

新スタッフ ネコさん

sola日記
11 /27 2021
新スタッフをご紹介します。
Akane.Y(AY)さん、担当アニマルは「ネコ」です!

(AYさんご本人によるイラストです!)
neko


よろしくお願いします。

本作り空Sola STAFF

本作り空Solaのスタッフが交代で更新します。お気に入りの絵本や、「旅」の思い出、日常のヒトコマなどを綴っていきます。どうぞのぞきにきてください。