トラの昔話

sola日記
02 /20 2018
ピョンチャンオリンピックの表彰式で、メダルではなくぬいぐるみが授与されるのを見ました。冬期オリンピックの表彰式は、競技直後に各会場でおこなうベニュー(会場)セレモニーと、当日か翌日にほかの競技のメダリストと一緒にメダルを授与するビクトリーセレモニーの2回にわけるのが伝統のようです。ピョンチャンオリンピックのベニューセレモニーでは、公式マスコット「スホラン」のぬいぐるみが手わたされます。

スホランは白虎のキャラクター。そういえば、ソウルオリンピックの公式マスコット「ホドリ」もトラでした。

朝鮮半島にはトラがたくさん生息していたそうで、「おどりのすきなトラ」、「トラと干し柿」、「アズキがゆばあさんとトラ」など、トラにまつわる昔話がいろいろあります。

おどりトラ
『おどりトラ』金森襄作 再話/チョン・スクヒャン 絵/福音館書店

とらとほしがき
『とらとほしがき』パク・ジェヒョン 再話・絵/おおたけきよみ 訳/光村教育図書

あずきがゆばあさんとトラ
『あずきがゆばあさんとトラ』チョ・ホサン 文/ユン・ミスク 絵/おおたけきよみ 訳/アートン

画家さんによってトラもいろいろです。

うさぎのさいばん
『うさぎのさいばん』キム・セシル 作/ハン・テヒ 絵/かみやにじ 訳/少年写真新聞社

しろいまゆげのトラ
『しろいまゆげのトラ』イ・ジンスク 文/ペク・テスン 絵/星あキラ、キム・ヨンジョン 共訳/瑞雲舎

金剛山のトラ
『金剛山(クムガンサン)のトラ』クォン・ジョンセン 再話/チョン・スンガク 絵/かみやにじ 訳/福音館書店

『金剛山のトラ』の訳者あとがきで知ったのですが、朝鮮半島の昔話は、「むかし、むかし、トラがキセルたばこを吸っていたころ……」ではじまるそうです。おもしろいですね。(J)
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魅惑のインド舞踊

sola日記
02 /19 2018
先日、友人のダンスの発表会を観にいってきました。
友人は実家のダンス教室で講師をしていて、ジャズダンス、ヒップホップ、フラダンスなどさまざまなジャンルのダンスを習得し、生徒に教えています。
発表会を観にいくようになって10年以上経ち、そのたびに趣向を凝らした演目で楽しませてもらっているのですが、私が特に楽しみにしているのが、ジャズダンスとインドフィルムダンスです。

インドフィルムダンスとは、インドの古典舞踊に現代的なアレンジを加えた、インド映画に挿入されるようなダンスのことです。色鮮やかな衣装に、頭と手と足がすべて違う動きをする激しいダンスで、あっという間にインド映画の世界に引き込まれます。足首に巻いた鈴がシャンシャンと鳴る音も心地よく、本当に見所いっぱいの演目なのです。

Solaに通うようになってまもない頃、この『南インド ひよっこダンサー、はじめの一歩』が少しずつ出来上がっていくのを見るのが本当に楽しみでした。

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『南インド ひよっこダンサー、はじめの一歩』井生 明 文・写真(玉川大学出版部)

表紙の女の子が踊っているのは、バラタナティヤムという南インドの伝統舞踊で、インドの古典舞踊の中でも最古の伝統を誇るのだそうです。
本作では、12歳の女の子ニヴェダのバラタナティヤムのデビュー公演を通して、南インドの人びとの生活を知ることができます。特にデビュー公演のページは本当に臨場感たっぷりで、ニヴェダの緊張や高揚感、最後まで踊りきるぞ!という強い気持ちが写真を通して伝わってきます。
インド舞踊を見たことがある方もそうでない方も、ぜひ手に取って頂きたい1冊です。(Y)

くものうえ

sola日記
02 /16 2018

空だけに、

空の本をご紹介。
(2回目)


『くものこどもたち』ジョン・バーニンガム/さく、たにかわしゅんたろう/やく、ほるぷ出版


家族で山のぼりにいって、崖からおっこちた男の子。

運よく、くものなかにくらすこどもたちにたすけられました。


ふわふわと空にうかぶ雲のうえ。

男の子もくものこどもたちといっしょにたのしく遊びますが、だんだん家が恋しくなってきます。


壮大な空の写真に、バーニンガムの絵がコラージュされたきれいな絵本。





雲にのるのって、こどもの憧れですよね。私も憧れます。(いまも)



飛行機にのると雲のうえまではいけちゃいますね。



ここにおりたってみたいなぁって、
ちっちゃいころから飛行機にのるたびに思ってます。




夢のなかで、

ホウキにのって空にうかぶ島になら、いったことがあるんですが、

雲にのったことはまだないなぁ。



いきたいなぁ。

(N)

トッケビ

sola日記
02 /14 2018
ピョンチャンオリンピックがはじまりましたね! 2月12日のYさんの記事もオリンピックの話題でした。きょうは開会式に登場した「トッケビ」の本を集めてみましたよ。

トッケビは人間に似た姿をしたいたずら好きな魔物で、朝鮮半島の昔話などで親しまれています。トッケビの話をたくさん読むなら、『だまされたトッケビ』でしょうか。トッケビの話を15話集めた昔話集です。

だまされたトッケビ
『だまされたトッケビ』神谷丹路 編・訳/チョン・スンガク 絵/福音館書店


絵本もあります。

おばけのトッケビ
『おばけのトッケビ』金森襄作 再話/チョン・スクヒャン 画/福音館書店

トッケビとどんぐりムク
『トッケビとどんぐりムク』イ・サンギョ 再話/ナ・ヒョンジョン 絵/おおたけきよみ 訳/福音館書店

おばけのトッカビと朝鮮人参
『おばけのトッカビと朝鮮人参』水谷章三 作/村上豊 絵/太平出版社

『トッケビのこんぼう』は、表紙からはじまる「はじめのはなし」と裏表紙からはじまる「つづきのはなし」が真ん中で出会うしかけ。

トッケビのこんぼう
『トッケビのこんぼう』チョン・チャジュン 文/ハン・ビョンホ 絵/藤本朝巳 訳/平凡社


創作ものもあります。これも絵はハン・ビョンホさん。

さびしがりやのトッケビ
『さびしがりやのトッケビ』ハン・ビョンホ 作・絵/藤本朝巳 訳/平凡社

うしとトッケビ
『うしとトッケビ』イ・サン 文/ 絵:ハン・ビョンホ 絵/おおたけきよみ 訳/アートン

トッケビは人間が好きらしいので、オリンピック会場にも観戦に来ているかもしれませんね。(J)

近代オリンピックの父

sola日記
02 /12 2018
平昌オリンピックが始まりました。
特集番組などをテレビで観ていてふと思い出したのですが、昨年のフランス旅行で、「近代オリンピックの父」ピエール・ド・クーベルタンの記念スタジアムを訪れる機会がありました。

ピエール・ド・クーベルタンはフランスの教育者で、古代オリンピックを復興させ近代オリンピックを創立した人物です。フランスのパリ16区に、彼の名を冠した「ピエール・ド・クーベルタン記念スタジアム」があります。

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写真ではフェンシング用にセッティングされていますが、テニス、バスケットボールなど様々なスポーツが行われます。
この日はSNCFという鉄道会社がスポンサーの世界大会(サッカーでいうキリンワールドカップのような)で、戦績がオリンピック出場権にかかわる重要な試合でした。
高校からフェンシングをしている夫の希望で旅程に組み込まれたのですが、自力でチケットを手配しなければならず、当日スタジアムに入る瞬間まで不安でいっぱいでした。。

フェンシングは、日本では競技人口が少ないスポーツですが、第1回アテネオリンピックからずっと開催競技として採用されています。本部がフランスにあることや、クーベルタンがフランス人であることも少なからず影響しているでしょう。

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またクーベルタンは「近代五種競技」という種目を考案した人物でもあります。近代五種競技は、射撃・フェンシング・水泳・馬術・ランニングの5競技を1人でこなす複合競技です。あまり耳慣れない競技ですが、日本からも出場している選手がいて、その多くは元水泳選手なのだそうです。他の4競技はあとからでも上達するけれど、水泳だけは幼いころからやっていないと上達しないことが関係しているそうです。

……となんだか夏季大会の競技について長く書いてしまいましたが、まずは冬季大会の観戦を楽しみたいと思います。日本人選手がたくさん活躍されますように! (Y)

本作り空Sola STAFF

本作り空Solaの3人のスタッフが毎週1回ずつ(WEB担当のSFは毎月1回)交代で更新します。お気に入りの絵本や、「旅」の思い出、日常のヒトコマなどを綴っていきます。
どうぞのぞきにきてください。