トリSFです。
先日、長野に住み始めて初めて就職先が決まりました。
「そろそろ働きたい」という気持ちで、2才になった娘を保育園に預け、求職活動をしていました。コロナ影響でどうなることかと思いましたが、育児をしながら働ける職場を見つけられました。
私は首都圏在住の独身時代、さまざまな仕事を転々としてきました。常に直感に頼った仕事選びで、全くキャリアなど考えず「やりたい/やりたくない」でその時々に判断。まさに「自分のため」だけに働いてきました。
今回、結婚出産後、初めて仕事を探すにあたり優先順位が自分から「家族」に完全に移っていること気づきました。しかも長野という見知らぬ土地。どうしたものかと悶々としていたとき、友人から『科学的な適職』という本の紹介動画を見てという連絡をもらいました。
こちら、人気ユーチューバーによる講義形式の本紹介なので、読書したわけではないですが、思いのほか目から鱗の発見が。
『科学的な適職 4021の研究データが導き出す、最高の職業の選び方』鈴木 祐 著 クロスメディアパブリッシングやりたいことや好きなことを優先するよりも、自分が優先したい労働条件に焦点をあてよう。就職先ごとにそれが適うかどうかを数値化し比較検討しよう。まさに科学的な分析で「適職(=幸福度がUPする仕事)」を探す手がかりを教えてくれます。ひとまず地元企業で気になったところをピックアップし、表をつくるところからスタート。
比較材料を増やす為に、選択肢は絞り込みすぎないように、複数応募。同時進行でハローワークの職業相談員や家族に客観的な意見をもらい、できるだけ自分の「思い込み」を取払いながら数値をつけていきました。

点数は予測するしかない部分も多かったのですが、普段だったら直感で「面白そう」と飛びついていたかもしれない仕事も、一旦「本当に面白いか」をじっくり考え、働いている自分をイメージして採点しました。とてもクリアな視点で選ぶ作業ができた手応えがありました。
そんなこんな、約一月ほどの活動期間で、地域密着のIT企業で時短正社員として働けることに。「家族のため」と「自分のため」のバランスがちょうどよい条件の仕事です。今までのように、入社に向けて気持ちが浮き足立っていないところも良い点に感じます。
これからが採点本番(?)とも思うので、科学的な視点を持ちながら働いていきたいです。
とりいそぎ、ユーチューブ閲覧で済ませてしまったので、改めて本も読みたいな。
(SF)